覚書・・・・・・という名の自分メモ

巻之壱

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(以降原作ネタバレ。未読・内容を知りたくない方はお戻りください。)









【風印町】
23区の一つK区の中央に位置。かつて風印町と呼ばれた地域。今では幹線道路とJR線が通る。駅前に繁華街あり。江戸中期までは海の底だったが、江戸湾の遠浅の海に島があったらしい。島にあった森に置かれていた小さな社の名から“風印の森”と呼ばれた。しかしそれら森と社も太平洋戦争における空襲で焼け落ち、今や風印という名がK区の一角に残るのみ。地理的にも経済的にもK区の中央に位置し、風印駅駅前の繁華街はわりと賑やか(P24-25)。

【風印学園高校】
私立風印学園高校。長い土屏の横を通り抜けると門があり、立派な構えの門柱に校名の彫り込まれたプレートがかかっている。校舎のデザインは古風。校則で私服通学が認められている(P62-63)。古風な洋館風の旧校舎と、近代的なデザインの新校舎がある。新校舎屋上にはちょっとした庭があるが、強風のため閉鎖になり生徒会が管理しており用がなければ入れない(P150-151)。学食がある(P152)。十斗と双葉は1年B組(P51・70)。壬吾は1年E組(P84)。

【制服】
『華美な服装を禁ずる』校則がある(P66)。
十斗は短ラン、いわゆる短くカットした改造制服を着ている(P31)。青雲団は揃いの青いブレザーを着用し右腕に何かのマークの入った腕章をつけている(P50)。

【身体】
十斗も身長は低い方ではないが、壬吾はそれより高く190センチ近くある(P84)。十斗の唇は薄い(P187)。

【地理】
十斗はこのあたりの地理には不案内。学校周辺の住宅街を抜け、雑居ビルの一角をそのまままっすぐ行くと風印駅に出る(P128)。

【時系列】
・瀬具十斗、風印駅駅前の繁華街で凶魔『闇塗り』と遭遇、加賀見鏡視郎が現れ闇塗り逃走
・十斗、吉良出雲ら青雲団と遭遇、吉良に興味を持つ
・翌日、風印学園高校に登校した十斗、連祇晶に吉良との接触を断られ、空見高双葉と出会う
・十斗、双葉の傀儡符を破る
・貴布たまき、ここのと電話で話す
・双葉、たまきに朝の一件を報告
・十斗、一限の間中木の上で一階の吉良の教室を見張る
・一限後の休み時間、風祭壬吾、十斗に声をかける
・たまきと双葉、グラウンドの隅の植え込みの間から様子を窺う
・たまき、アブナげな趣味発言
・十斗ら、低級凶魔に襲われるもたまきの『炎羅王』が退ける
・たまき、保健室で四百年前の話を聞かせる
・十斗、初めて自分が幽将のひとりと知る
・森羅眼、地下深くに設けられた神殿で闇塗りと接触
・十斗、学校を抜け出しあてもなくブラつく
・十斗、人間に憑いた低級凶魔に遭遇
・昼休み、双葉、たまきに吉良に呼び出されたことを伝える
・十斗、凶魔『錐磨ぎ』に背後を取られる
・十斗、納豆が嫌い
・錐磨ぎ、宿主を人質に十斗を捕まえる
・鏡視郎、錐磨ぎを倒す
・十斗と鏡視郎、交戦
・たまきら、新校舎屋上に出向き、吉良と黒沼に会う
・吉良、身分を明かしてたまきに協力を請う
・黒沼に憑いていた闇塗り、正体を現す
・十斗、鏡視郎に諭される
・十斗、異変を感じバイクを借りて学校へ向かう
・十斗、免許はないが小学生の頃からバイクに慣れ親しんでいる
・鏡視郎、十斗の成長を感じつつ見送る
・壬吾、闇塗りと交戦。双葉、陣界符で結界を張る
・午後からの授業の支度をしていた体育教師入交辰巳、異変に気づく
・全生徒職員、避難開始
・入交、英語教師江連天平と共に屋上に続く扉へ向かう
・新任教師左右田、入交と江連にたまきの不在を告げる
・江連、入交と左右田の背を押しながら退避
・たまきら、双葉の結界の中で闇塗りに防戦
・たまき、双葉の力の秘密を壬吾と吉良に告げる
・事態にやきもきする入交と江連の元に十斗到着、校舎内へ
・結界を張り始めてから30分、双葉、結界を張ったまま失神
・闇塗り、邪悪な気に気づき謎の声に恐れおののく
・十斗、闇塗りの闇の中に突入、闇塗りと交戦
・双葉、意識を取り戻し結界解除
・十斗、吉良と壬吾の助力を拒むが危機を助けられる
・闇塗り、殺気に気づくも鏡視郎の鏡を踏み動きが止まる
・十斗、闇塗りに5年前に人間界にいたか問う
・壬吾と十斗、共闘して闇塗りを倒す
・十斗、壬吾に十やんと呼ばれる
・十斗、双葉を労い、たまきに学校に通うことを受諾
・保健室に戻ったたまき、怪我の手当てをする鏡視郎に動揺
・ここの、山陰本線で上京
・森羅眼、『濡れ吹き』に次の任を命ずる

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(2012/06/25 公開)